【セルフライナーノーツ】トラと縁 10th anniversary オリジナル曲「Guardian frag」について語る
どうも、Thirty+Animation音楽担当のたつみでございます。
だいぶ冷え込んできて鍋の美味しい季節になってきました。
今年は出汁から自分でとる鍋なんてものも作ってみたいものですな。
さて、今回は約1年この解説をしてこなかった楽曲「Guardian frag」について色々と語ろうかと思います。
・はじめに
まず初めに経緯についてなんですが、トラと縁という配信者がおりまして、長く付き合いのある歌ってみた、ゲーム実況をメインとして活動しており、活動10周年を迎えるという事で、仲良しのよしみで作ろうじゃないかと。
そんな感じで始まったわけではなく←
PSO2というゲームを一緒にやってる中で、使用しているクリエイトしたキャラクターのイメージソングを作って遊ぼう!!!!
ってだけの企画だったんです。遊びでした。
しかし、自分の活動>遊び となっていった結果3年も温めることになり、このお遊びがお遊びじゃなくなりました。
3年ですよ?環境も技術も変わって、30Aの作品の品質水準というのも上がってきております。
ここで手を抜くわけにはいかない。
じゃあ10周年の記念として作ろう!
こういう流れだったんですね。
・楽曲の解説
まず今回の楽曲を解説するには簡単にこちらの楽曲の解説が必要かと思います。
こちら僕のPSO2のキャラクターをイメージして作った楽曲「skyblue」です。
この楽曲と結構同時に作り始めたので、系統というか括りが同じというか。
skyblueのイメージは「包み込むような優しさ」「優しい真っすぐとした正義」
Guardian fragのイメージは「真面目な優しさ」「芯の通った圧倒的正義」
というイメージですかね。
もっとわかりやすく言うと、可憐さと格好良さだと思います。
skyblueは浮遊感あるデジタルソングで、Guardian fragはカッコいい王道なイメージでしょうか。
Thirty+AnimationのThe デジタルJ-POP感がしっかりと表現できているんじゃないでしょうか。
トラと縁の癖のない歌が真っすぐさをより引き出せてて非常に楽曲のテーマを引き立たせてるような気がします。
・歌詞について
歌詞ですが、今回はトラと縁と共同作詞になってます。
Thirty+Animationらしい歌詞に微調整こそしたけど、ほぼトラと縁の作詞になっております。
歌詞にもskyblueとリンクする部分があって
・skyblueの一文
「私と行こう、星の先へ」 そう言って手を掴む
英雄の暖かさ 憧れたMy dream
・Guardian flagの一文
憧れる人の 試練を乗り越え
必ず強くなると誓う
ここでさしている人物は同じ人物で、僕たち2人をPSO2に誘ってくれた所謂ギルドマスターを指しています。
また、PSO2の物語とリンクしている部分もあり、目指す場所や自分の使命などが同じものになっている。
しかし、その目指す場所への目指す意味が、ゴールは一緒だけど過程が違っていたり。
Guardian flagは、今この場所を守りたくて、そして未来の希望を守りたい。
だから英雄の旗を掲げて、誰よりも前に出て悪を完膚なきまでにやっつける。
skyblueは、今居る仲間を、あの日守れなかった自分の家族のようなことにはしたくないから、全員を守るために戦う。
ちょっと似てるけど、ちょっと違う。
利害の一致って感じにしたかった。
結局その旗は「マスターを含めた俺たちが掲げている旗」って僕はイメージしている。
skyblueには出てこないけど、結局は旗の元で戦っている。
今自分の歌詞を考察すると、skyblueの最後の歌詞の手前で旗に集って、最後の歌詞でそれを乗り越え後世に託した感ありますね。
話がそれましたが、Guardian flagで完全に僕が執筆した部分は英語のコーラスパートですね。
もう失いたくないから、この現実から羽ばたいて世界を変えると約束しよう。
みたいな意味ですかね。
トラと縁的には「イメージはジャンヌダルク」と言われてます。
女騎士の強い部分、表現の強さなんかが出ていて、初めて作詞したとは思えなかったよね。
普通に良い歌詞!
けど、ちょっと微調整はしたけどね。
・映像制作
今回の映像は、ほぼ僕が制作しました。
これがまぁ時間かかった(笑)
ほぼ初めてのAfterEffects、Blenderを最大限に駆使して、めっちゃカッコいいMV作ってやろう!
これがマジで間違ってはいないと思いますが、大変でした。
去年の夏くらいからMV作り始めて、公開ちょい前くらいまで時間かかりました。
(実は制作を進めるためにちょこちょこ有休使った)
サビの前のところで旗がパタパタしてるのも作ったんですが、あの旗は完全に自分でモデリングしました。
後は2番のAメロで出てくる部屋もめちゃくちゃ大変でしたね。
あれは部屋、窓、机のモデリングはしました。
椅子、写真たて(実は額縁)は無料のフリーモデルを置きました。
Blenderがマジで作業の半分くらい割食ってます(笑)
後は、相方の滝川君に演出協力だったり、全体のバランスを整えてもらったりと、助監督として今回は参加してもらいました。
そのおかげで当時の30Aクオリティーを保てたと思います。
・まとめ
今回は楽曲提供、共同作詞と色々楽しく制作できました。
いつかPSO2系楽曲だけのアルバム作りたいね。
さて、次回はPSO2系楽曲第三弾にして、Thirty+Animationの記念すべき1stシングルの色々を書いていこうかなと思います。
じゃあね!
トラと縁X(旧Twitter)
https://twitter.com/enn_jam